英語に慣れる(アルファベット・英語であいさつ・教室で使う表現)
これから、「中学1年生の英語のコツ」第1回目のレッスンを始めよう。スポーツでも勉強でも何でもそうだけど、“基礎”というのは本当に大事なんだ。
中学1年生で習う英語は、英語の基礎部分で土台となる部分。ココがしっかりわからなければ、土台がしっかりしていないわけだから、その上に積み上げたものはぐらぐらして安定しない。つまり、その後の中学・高校の英語もなかなか上達しないようになってしまうんだ。
そして、今回は“英語の基礎の基礎”を勉強することにするよ。今まで、しっかりと勉強してきたという君は、復習のつもりで。英語を勉強するのは、ほとんど初めてという君はしっかりと今回の知識を自分の体に覚えこませよう。
それでは、まずは英語のアルファベットについて勉強をしよう。日本語の文字には、ひらがな・カタカナ・漢字があるよね。英語の文字はアルファベットであらわすことになるんだ。
アルファベットは26文字があります。それぞれは、大文字と小文字があるんだ。君が小さいとき、ひらがなやカタカナ、漢字を書いて覚えてこと覚えてるかな?アルファベットもしっかり書いて覚えるまで何度も何度も練習することが大事だよ。
アルファベットは26文字。それぞれ大文字と小文字がある。完璧に覚えるまでしっかり書いて覚えよう。
大文字/小文字 | A, a | B, b | C, c | D, d | E, e | F, f | G, g | H, h | I, i |
大文字/小文字 | J, j | K, k | L, l | M, m | N, n | O, o | P, p | Q, q | R, r |
大文字/小文字 | S, s | T, t | U, u | V, v | W, w | X, x | Y, y | Z, z |
英語であいさつ
あいさつはコミュニケーションの基本。これから君も英語が上達し、外国人とコミュニケーションをとるようになったとしても、やっぱりあいさつは大事なんだ。
これは、日本語でも同じだよね。朝の「おはよう」から始まり、「こんにちは」、「さようなら」、「おやすみなさい」まで、元気良くあいさつをすれば、相手も嬉しいもんだ。
それじゃ、英語ではどのようなあいさつの表現があるか一緒にみていこう!
Hello, Toru.(こんにちは、トオル。)
Hi, Sanae.(やあ、サナエ。)
Hello と Hiはあいさつでも場面によって使い分けないといけない。Helloは誰にでも朝から晩までいつでも使えるが、Hiは親しい間柄で使うあいさつで、年上の人などにはあまり使わない。君も校長先生なんかに「Hi!」ってあいさつするとちょっとまずいんだ(汗)。
How are you?(元気?)
Fine thank you. And you?(元気だよ。君はどう?)
I'm fine thank you.(私も元気だよ。)
英語ではあいさつの一環として、相手の調子をたずねる習慣があるんだ。教科書の答えでは、「Fine」ばかりなんだけど、日本人は風邪をひいて見るからに体の調子が悪くても、みんな「Fine」っていうなんて笑い話もあるんだ。“fine”の他にもいろんな表現があるから、君も外国人と英語を話すようになったときには、いろんな表現をいえるようにしよう。
Good morning, Bob.(おはよう、ボブ。)
Good afternoon, Mr Suzuki.(こんにちは、鈴木先生。)
Good evening, Toru.(こんばんは、トオル。)
Goodbye, Bob.(さようなら、ボブ。)
Bye, Toru.(またね、トオル。)
代表的な英語のあいさつを紹介したよ。「Bye」なんてニュアンスでわかると思うけど、ちょっとくだけた言い方なんで、年上の人のあいさつには使わないように注意をしよう。
教室で使う表現
これから学校の授業なんかで、先生が君たちによく使う“決まり文句”みたいなものがいくつかあるんだ。先生から言われ、「何のこっちゃ??」って感じだとマズイ(汗)。そういうことがないように、教室で使われる表現は暗記しちゃおう。
Stand up.(起立。)
Sit down.(着席。)
Listen carefully.(注意して聞きなさい。)
Please listen and repeat.(聞いて繰り返してください。)
Open your text books to page 10.(教科書の10ページを開けなさい。)
Close your text book.(教科書を閉じなさい。)
Look at the board.(黒板を見なさい。)
Listen to the tape.(テープを聞きなさい。)
Please speak more loudly.(もっと大きな声で話してください。)
Read the dialog aloud.(声に出して対話分を読みなさい。)
どれも、日本語に訳すと先生に言われそうなことばかりだよね。英語が上達するためには英語を実際に声を出して読む音読がとても大事だ。君も毎日英文を音読するようにしよう。